その他

漢方の救急薬の使い分け

Before

胸を押さえて、男性が駆け込んできました。

「心臓に良いいつもの救急薬を下さい」
「時々発作が起きるので、これを飲むと治まるので心配ない」
と話され病院を受診する気配もない。 

この様な方が最近増えています。

before

After

一年で一番寒い時期、漢方の救急薬の使い分けが大切です。

25年前、漢方の中国研修で長春白朮医科大学で研修を受けていた時
「日本のお年寄りは、毎日牛黄や麝香の含まれた救急薬を飲んでいますが
どの様な事でしょうか」と日本に留学された医師が不思議そうに話されました。

中医薬には「芳香開竅」と言う 熱や冷えなど環境の変化や体の不調で
塞がった状態を治療するお薬があります。

中国では、救急薬なので毎日服用することは有りませんと中医師(漢方医)
が話されていました。

中医学(伝統医学)では標治(対称療法的治療)と本治(根本療法的治療)
があり、芳香開竅薬のように急を要する治療には標治。

その後原因を究明して改善する本治を組み合わせる治療法が普通に行われています。

日本でも中医学の普及で救急薬の正しい使い方、標治、本治の使い分けが
スタンダードに成る事を願います。

川那辺薬品の先生の声

after

TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1

ご相談の際は「漢方体験.comを見た」とお伝えください。

大切なお知らせ
漢方体験.comでは、お薬の名前が書いてありません。
それは、漢方相談していただきたいから
一人一人の状態を、相談を通して見極めていきます。体験談が、あなたにとって100%参考になるとは言い切れません。気になる方はまずは「相談」からはじめてみてください。

よく知って、正しく使おう OTC医薬品